ナースの夜勤バイト　マイナンバー

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ナースで夜勤バイトを副業としてやっている人は、意外と多いです。始めてみようかなと考えている人も少なくないと思います。副業をするにあたって心配なことといえば、本業にばれてしまわないかということですよね。副業がOKとなっていても、副業をしていることは内緒にしておきたいものです。

今回は、マイナンバーで副業をしていることがばれてしまわないかや、夜勤バイトを副業でやる場合の注意点について紹介します。

マイナンバーは副業を取り締まるものではない！

マイナンバーの制度ができたのは、社会保険や税金の支払いの不正が防ぐ目的があります。ですので、副業をしにくくさせるものではありません。

国としても、国民にたくさん働いてもらったほうが、税金も取れますから、副業を禁止するはずないのです。でも、「稼いだ分はちゃんと払ってね」ということなのです。

社会保険や税金の情報をマイナンバーによって一元化していますが、その情報を本業の職場に伝えたりすることはありません。

では、マイナンバーでばれるのではないなら、何でばれるのか？それは、税金の納め方です。

確定申告の時には注意！

副業をしていることが勤めている会社にばれる原因は、実は、税金が理由であることが多いです。

バイトなどの副業をして稼いだ場合は、確定申告を行う必要があります。インターネットで簡単に申告書を作ることができるので、必ず申告書を作成します。

勤めておられる方の場合は、税金をどのように納めるのかを指定する必要があるのですが、これが非常に重要です。

納め方は2通りです。

• 普通徴収
• 特別徴収

普通徴収は、副業をした分にかかる税金を自分で納めます。一方、特別徴収は、副業をした分にかかる税金を本業の収入にかかる税金と一緒に会社に納めてもらうものです。

つまり、特別徴収にすると、副業した分と本業の分を合算した税金が会社に伝えられるので、周りよりも税金が多くて、副業をしていることが発覚してしまうというわけなのです。

ですので、副業していることを知られないようにするためには、確定申告の時に、税金を納める方法を、必ず普通徴収にしておくことが重要です。

確定申告は必ずやろう！

ナースの場合、副業でバイトをして本業にばれる原因で一番多い理由は、確定申告をしていなかったときによるものです。

副収入が20万円以下であれば、確定申告はしなくてよいのですが、これは、何も控除を受けていないという場合に適応され、控除を受けている場合は、20万円以下であっても、申告は必要です。

たとえば・・・

• 医療費控除
• 住宅ローン控除

こういった控除を受けていて、副業をしている場合、確定申告をしていなかったら、本業の勤務先に副業分の税金が一緒に請求されてしまうので、ばれる原因になります。

夜勤バイトを副業で行う場合の注意点

病院によって、副業をすることが禁止になっていないかをチェックすることはもちろんですが、夜勤バイトの場合は、たいていは二交代の夜勤になりますので、シフトをどの程度いれるのかなども特に重要です。

夜勤バイトを副業で行う場合の注意点

• 本業先、副業先双方が、副業や兼業が禁止になっていないか
• 国公立病院でないか
• 病院へ副業することに対して届け出が必要か
• オーバーワークにならないか

病院が就業規則で副業を禁止しているのに、副業をやってしまって、それが病院にばれてしまうと、ペナルティになったり、懲戒処分になる可能性もあります。禁止だけれどやりたいという場合は、上司に相談しておく方が良いです。副業をしたいという人は最近とても多いですし、副業をすることは恥ずかしいことではありません。

また、無理にシフトを入れないことが大切です。夜勤バイトの場合は、月に1回からでも始められる求人がたくさんあります。最初は負担のないペースで始めましょう。疲労が理由で、医療事故につながっては大変です。

夜勤バイトの探し方

まず、副業で夜勤バイトを始める前に、以下のことをチェックしましょう。

• 本業の勤務先が副業を禁止していないか
• 国公立病院のナースでないか

そして、副業で収入を得たら・・・

• 確定申告をする
• 税金は普通徴収にする

ということに気をつけましょう。

夜勤バイトは、病院によっては、1回で3万円や4万円ももらえる求人があります。そういった求人は、看護師転職サイトにしか、たいていは載っていないので、サイトに登録しておくようにしてください。フリーペーパーで見つけた求人は、求人に書いてあった条件と、実際の条件が違ってトラブルになったときに、間に誰も入っていないので、解決できません。

看護師転職サイトに登録する理由は、良い求人を獲得するためだけではありません。最初はどれぐらいのペースで働くと良いかや、どの病院が自分に合っているのかをヒアリングしてくれて、最適な求人を選んでもらうこともできます。

また、サイトによっては、確定申告の相談なども受け付けている場合もあります。とにかく、迷ったときに相談にのってもらうためにも、ナース事情をよくわかってくれる転職サイトの担当者を味方にしておきましょう。無料登録するだけで、担当者はつきます。

担当者も、サービス精神が高い人もいれば、低い人もいますので、複数サイト利用しておくと安心です。