特養看護師　辞めたい

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介護に携わりたくて、特養看護師になることを希望する人がいますが、想像していた仕事と違い、辞めたいと感じる人も少なくないようです。なぜ、辞めたいと思うのでしょうか？

特養看護師はどんな仕事をしているのでしょうか？そして、大変な仕事なのでしょうか？特養看護師について紹介します。

特養看護師とは？

特養看護師とは、特別養護老人ホームで働く看護師のことを言います。

特別養護老人ホームとは、介護施設なのですが、身体上とか、精神に著しい障害を持っており、要介護度が1~5であると言われた人が利用する施設です。こういった人たちは、有料の老人ホームを利用することもできるのですが、特別養護老人ホームのほうが、低価格でサービスが受けられるので、入所を希望している人が多いです。

施設の運営は、主に、地方自治体や社会福祉法人がおこなっています。

特養看護師の仕事

特養看護師は、患者さんの食事や入浴などの日常生活などの介助を行います。また、バイタルチェックや薬の管理なども行います。こういった仕事内容は、介護スタッフが行うこともあります。

特養看護師の場合、仕事内容は施設により異なることが多く、看護師業務よりも介護業務が多いところもあります。

患者さんご高齢の方がほとんどなので、体調を崩しやすかったり、意思疎通が難しかったりなど、慣れないうちは、大変だと感じることも少なくありません。

特養看護師は大変？

特養看護師は、夜勤がなく、残業も少ない場合がほとんどです。オンコールの施設が多いので、夜間に呼び出されることもありますけれど、育児中のママ看護師やブランクがある看護師でも、病院に勤めるよりは、ずいぶん仕事のペースはゆっくりなので、そこまで大変ではないといえます。

ただ、介護業務が多くなると、肉体労働が増えて、体力に自信がない人にとっては、大変だなと感じることがあります。

職場によっては、スタッフが少なくて、休日に仕事に行かなければならなくなったりすることもあったという声もありますので、入職する前に、仕事内容や仕事量などは聞いておきましょう。

特養看護師の葛藤

特養看護師は、看護師業務と介護業務を両方行いますが、介護業務に押されて、看護師の業務が満足できるレベルでできないと感じている看護師もいます。看護業務をするチャンスが少なくて、看護師としてのスキルアップが難しいことに悩む場合もあります。

介護施設で仕事をした看護師が、病院に戻ると、仕事のスピードや求められるレベルが高くてついていくことができなくなってしまったという話も聞きますので、看護師のスキルがいつのまにか落ちてしまうこともあるようです。

また、特養施設では、他の介護士などのスタッフとの仕事分担や連携がとても大切なのですが、役割分担が非常に曖昧なため、お互いの仕事の境界が原因でもめることもよくあります。

また、施設によっては、医師が常駐していないため、看護師が判断を下さなければならない場合もあり、その責任に精神が絶えられない人もいます。

特養看護師が辞めたいと思う理由

病院の忙しさから逃れたいという理由から特養看護師になっている人が実は多いのですが、特養看護師になると、時間の流れが想像以上にゆっくりになったり、仕事が雑用のようなものばかりになってしまって、思っていた仕事ではないとか、やりがいを感じなくなって辞めたいと思ったという声がありました。

病院と介護施設の仕事は大きく違うため、最初は、まだやるべきことがわかっていないということもあり、仕事への情熱がわかない場合もあります。また、周囲が介護士ばかりで、相談する相手もいないため、自己解決ができなければ、早い時期に辞めたいと感じる人が多いです。

特養看護師は、自分がやるべきことを、自分で見つけていくことができる人であるほうが、やりがいを感じ、長く続けてくことができます。

特養看護師まとめ

• 特養看護師は特別養護老人ホームで働く看護師のこと
• 仕事内容は看護業務と介護業務をするが、施設によって異なるところが大きい
• 仕事は病院に比べるとペースがゆっくりなことが多い
• 看護師としてのスキルアップは難しい
• 他スタッフとの連携が難しい
• 辞めたい理由で多いのは、「やりがいを感じない」、「思っていた仕事でない」

最近は、介護に興味を持つ看護師もたくさんいらっしゃいます。日勤だけの仕事がたくさんあり、夜勤ができない人やプライベートを充実させたいという人に特養看護師の仕事は人気です。

特養看護師や老人ホームのような施設は、その施設によって仕事内容が異なりますので、事前にしっかりとチェックすることが大切です。たとえば、有料老人ホームだと、サービス精神が高くないと務まらない場合もあります。そのような違いがありますので、リサーチがとても重要です。

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