ナースバンクで求人を探す前に!より良い条件の求人を探す方法
ナースバンクとは?
ナースバンクは、一言でいうと、「ナースのためのハローワーク」です。ナースセンターが開設した看護師向けの職業紹介所で、日本看護協会が運営しています。
「看護師等の人材確保の促進」を目的として、厚生労働省の許可を受け、各都道府県のハローワークの指導のもとに「看護師専門の職業相談所」的な役割を担っています。
看護師であれば誰でも無料で転職・就職に関する相談や、求人の閲覧を行うことができます。
ナースバンクは税金で運営されているので、無料で利用することができるのが特徴です。全国で年間約85,000人の人が転職するときに登録をしています。
ナースバンクでできること
ナースバンクでできることは、以下の3つです。
- 看護師求人の閲覧
- 求人の紹介状を書いてもらえる
- 相談員への職業相談
もちろん、サービスは無料で受けることができます。
公共職業安定所(ハローワーク)の管轄・指導のもとでサービスが提供されているだけあって、ハローワークでできることと全く一緒ですね。
しかし、ナースバンクにはより良い求人が出てこない場合が多いのです。
他の職業でも、クローズドな求人のほうが、待遇の良い求人が多いのと同じで、ナースバンクのような公になっていて、しかも誰もが利用できるようなところでは、なかなかいいお仕事も少ないものです。
看護師の免許というせっかく価値のある資格を持っていて、キャリアもあるのだったら、優遇してもらえるところは、がっちり優遇してもらいたいですよね。
ナースバンクにはない非公開求人とは?
ナースバンクは無料で使えますし、確かにお仕事もちゃんと見つかります。ですが、ナースバンクにはデメリットも存在します。
たとえば・・・
- 相談員は転職のプロではない
- 詳しい職業相談にのってもらうことができない
- 給料や条件は自分で交渉する場面が多い
- 自分で仕事を見つけなければならない
- 登録していない病院も多い
- 情報が少なく、職場の雰囲気がわかりにくい
- 17時閉館、土曜日、日曜日、祝日はお休みのところが多い
では、詳しくナースバンクと民間の人材バンクとの違いと、民間の人材バンクにしかない非公開求人について紹介します。
ナースバンクと民間の人材バンク(看護師転職サイトから登録可能)の違い
ナースバンクは国が税金を用いて運営しているのに対して、民間の人材バンク(当サイトでおすすめしている看護師転職サイト経由で登録可能)は各企業がそれ専門に運営しているものです。
国が運営するナースバンクの場合は、お役所仕事的な感じになってしまいますが、民間の人材バンクの方は企業なので利益を追求するためにより良いサービスを提供してくれます。
というわけで、ナースバンクと民間の人材バンクの違いに関して、以下の3つの点から説明していきます。
- 担当者について
- 仕事探しについて
- 就業時間の違いと応募できる求人内容について
ナースバンクの担当者について
ハローワークと同じで、ナースバンクも税金で運営されているので、あまり文句は言いたくないですが、やっぱりサービス自体を考えると、不満な点も多いです。いわゆるお役所的な感じですので、自分の希望を言っておいたらあとは「おまかせ」ということができません。
民間の人材バンクを使ったことがあると、ナースバンクはもう使えません・・・
ナースバンクの相談員は、看護師の資格を持っていて、看護師としてもキャリアもある世話好きの方が多いという印象はありますが、融通が利きにくいですし、転職に関しては素人かと思う人もいますので、本当に必要最低限のサービスだなと感じます。
就業相談で、親身になって聞いてくれるのはナースバンクではなく、民間の人材バンクでした。
仕事探し
ナースバンクでは、給与や業務内容も交渉は自分で行う必要があり、場合によっては、希望の給与よりも低くなってしまうなどが起こりえます。ナースバンクのスタンスは、仕事を探すのは求職者で、必要があれば相談にのってあげるよという感じです。「ここを受けてみませんか?」というオファーをしてくれることはありません。
一方、民間のサービスは、就職成功率を上げるためにも、使い勝手がより良いです。民間サービスでは、自分と相談員が一緒になって仕事を探しますし、協力体制も整っているため、次の日面接して、面接の翌日に採用が決まるということも少なくありません。限られた人にしか教えないような求人も、あなたの適性に合うときは積極的に持ってきてくれるため、採用が決まるのも早いのです。
就業時間の違いと応募できる求人
ナースバンクは、就業時間が夜とか、土曜日や日曜日、祝日は開いていないため、転職活動をするのに手間取りました。たいてい、受け付けは9時から16時頃までです。そのため、ナースバンクでは、働きながら利用するのは難しいと感じます。
私もナースバンクでお仕事を探していたのですが、ナースバンクの就業時間になかなか相談に行くことができず、結局、ナースバンクは使わなくなりました。
そして、待遇面でも民間のサービスのほうが良い求人が多いです。
誰でもが全ての求人を見ることができるハローワークやナースバンクには、原則として、良い求人は出回ることがあまりなく、職業紹介事業許可を取得した求人サイトであまり多くの人に知られることなく募集されています。
そのサイトに登録をして、登録した看護師の中から病院側が出している希望や適性に近い人にだけに案内されているのが実情です。
なぜ非公開求人は存在するのか?
良い条件の求人は、みんなが見られる方が嬉しいですよね。でも、良い条件の求人が公にならないのは、、専門性が高く、仕事内容がデリケートなナースという仕事だからこそです。
理由は大きく分けて2つあります。
まず、1つ目・・・
条件がよくて人気がある病院は、ナースバンクで求人情報を公開すると、尋常でないぐらいの応募が殺到します。年間約85,000人の人が登録するようなナースバンクで、条件が良いものを出したらどうなるでしょう・・・カオスですよね。
適性のない人ばかりが応募してきても困るということで、人気の出るような求人は非公開で、適正がある人だけにオファーがされる仕組みになっているのです。
そして、2つ目・・・
看護師不足の事実を他の病院に悟られないよう極秘で看護師を募集したいからです。病院という場所はとてもデリケートです。命をあずかるところですから、変な噂は極力たてたくないなど、さまざまな理由があります。
あなたも非公開求人を得ることができる看護師転職サイトとは
厚生労働省の調査によると、約70%の病院・医院は看護師が不足していると感じているという結果が出ています。多くの病院では、看護師を入れることに躍起になっている状態が現状としてあります。
看護師の離職率は近年は下がってきているものの、依然として10%以上です。30人看護師がいたとしたら毎年3人辞めている計算です。
そういう状況がありますので、条件の良い求人は世の中にはたくさんあります。看護師は不足しているのだから、良い条件の求人がないわけがないのです。
良いものが見つからないのは、非公開になっているだけ。良い条件で、しかも自分に合った求人は、非公開のものをみるとたくさん発見できますよ。以下の記事では、私のオススメの民間サービスを紹介してくれる看護師転職サイトをまとめましたので、一度ご覧くださいね。
当サイトでお申し込み数の多い転職サイト
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