【看護師派遣求人の探し方】時給の相場やデメリットも知らないと損
看護師は色々な働き方があり、常勤の他にも、パートやアルバイト、そして派遣があります。
今回は、派遣について紹介するのですが、派遣として働く場合、時給の相場を知っておかないと、条件がよくない派遣会社と契約してしまって、大変な割に、収入にならなくて辛いということになりかねません。
今回は、看護師の派遣求人の時給の相場や、派遣で働くデメリットについて紹介していこうと思います。
看護師の派遣の仕組み
派遣として働く場合は、パートやアルバイトとして働く場合と少し異なります。
通常は病院と雇用契約をかわし、病院からお給料をもらうのですが、派遣の場合は、派遣会社と雇用契約をして、派遣会社からお給料をもらいます。つまり、雇い主が違うのです。
派遣会社は、病院や介護施設などに看護師を派遣することで収益をあげています。
派遣という働き方を選ぶ人の特徴としては、
- 常勤として働くのは難しい
- 週に3日か4日ぐらい働きたい
- 色々な場所で働き、経験を積みたい
- 働く時間帯に融通がきく方が良い
- 土日祝は働いて、平日を休みにしたい
以上のように、フレキシブルに働きたいという人に選ばれています。
派遣での時給の相場
看護師として派遣で働く場合の時給の相場は、1800〜2000円ぐらいです。
ただ、働く場所によって、時給の相場は変わってきます。例えば、訪問看護だったら、時給3000〜4500円ももらえる場合があります。
逆に保育園や幼稚園の場合は、1500円程度と、少し安めになります。
そして、注意しておきたいのが、求人によっては交通費が持ち出しになる場合があります。そのため、時給がそのままもらえるというわけではないこともありますので、求人をしっかり確認しておくことが大切です。
その他にも、仕事で必要なものが買取りしなければいけないということもあります。
働いて収入を得たいのに、気がついたらいつの間にか出費でマイナスになり、働いている意味がなくなってしまったとならないように、必要な費用もしっかりとチェックしておきましょう。
残業はあるのか?
派遣は基本的に残業をする必要がありません。残業をさせる場合は、必ず了承を取ってからになりますし、残業するとしても時給に反映してもらうことができます。
正社員の場合は、サービス残業をさせられることが多かった経験がある人にとっては、派遣で残業がなくて、プライベートを充実させられることにメリットを感じる人も多いです。
正社員の場合は、その代わりにボーナスがあるわけですが、ボーナスと残業なしのどちらを取るかが、正社員で働くか、派遣で働くかを選択するポイントになりそうです。
看護師が派遣で働く場合のデメリット
派遣でしっかり働きたいという場合、常勤とは違い、扶養範囲を出てしまうと、健康保険や年金を自分で納める必要があります。
その一方で、派遣の場合は、ボーナスや、つけてもらえる手当も少ないです。なので、しっかりシフトを入れる場合は、派遣で働くのが勿体無いこともあります。
どうせシフトをたくさん入れるのであれば、正社員として働いて、ボーナスをしっかり受け取り、健康保険や年金も病院のものに入れてもらう方がメリットが大きいです。
ちなみに、国民年金と厚生年金では、もらえる額が変わってきます。国民年金の場合は、基礎年金だけというのが基本ですが、厚生年金の場合は、基礎年金にプラスして上乗せで受け取ることができます。
派遣は正社員になれる場合もある
派遣で働いている場合で、正社員での雇用をオファーしてもらえる場合もあります。そのため、いきなり正社員で働くのは自信がないなと感じる場合は、まずは色々なところで派遣として働いてみるのも良い選択です。
派遣で行った病院に、交渉して、正社員登用をしてもらったという例も結構聞きます。
私が聞いた例としては、産休代替派遣で行ったところに、結局、産休をした人がそのまま辞めてしまったために、正社員にならないかというお話をもらったというのがありました。
最終的に正社員で働くことを目指している場合は、正社員で働くことも考えながら、派遣先の病院を選ぶと良いですね。
派遣でのお仕事のオススメ案件とは
派遣でのオススメ案件としては・・・
- 訪問看護
- 夜勤専従
- 産休代替派遣
です。
看護師の派遣の場合は特に、単発でも稼げる案件が人気です。
訪問看護
訪問看護は、高齢者のご自宅に訪問をして、バイタルチェックなどをする仕事です。
1日数件だけですし、残業が必要になることもほぼありません。その割に、時給も高く、時間の融通もきき、短時間の勤務で済むことから人気のお仕事です。
ちなみに、介護施設も時給が高いのですが、力仕事が多くなります。介護施設は夜勤があることもあるので、日中に少し訪問看護を入れて、夜は介護施設で働くというダブルワークをしている人も少なくありません。
夜勤専従
夜勤専従は、夜勤を専門に働くお仕事です。夜勤専従の場合は、1回の仕事で3万〜4万円も稼ぐことができる高収入案件です。
労働日数を減らして、プライベートの時間をしっかり確保したいという人にかなり支持されている働き方です。私の知人で、訪問看護と夜勤専従をして、旅行費を稼いで、ある程度旅行に必要な金額が貯まったら、旅行にしばらく出かけてしまうという人がいます。
短期間で、収入をしっかり確保したい場合には、効率が良い働き方です。
産休代替派遣
産休代替派遣は、産休をする人の仕事をそのまま受け継ぐ形になるので、正社員と同じ仕事内容をすることになります。
そのため、看護師として復帰したいけれど、まだ正社員として働くのは様子見をしたいという人に選ばれている働き方です。
産休代替派遣について詳しくは別のページで紹介しています。この記事の一番下のリンクから、ご覧くださいませ。
看護師派遣は長期のものに注意!
派遣として同じ場所で働くことができるのは、最長でも3年です。
派遣の種類としては、2ヶ月から3ヶ月ぐらいの短期間のものと、1年以上の長期のものなど色々あります。また、仕事内容も様々です。長期派遣の場合は、仕事にせっかくなれても、契約期間が来たら、働いている職場を離れなければいけなくなります。
そして、派遣は土日祝日がお休みになる場合が多いのですが、長期の派遣の場合は、「シフト制にて週休〇日」となっていて、必ずしも土日祝日が休みでない場合も少なくありません。
また、長期で働くと職場の人間関係にも関わっていくことになります。職場の人間関係を気にしてしまう人は、派遣される会社のことをよくチェックしておくと良いでしょう。
なんだか長期派遣で働くのは、面倒くさそうだなと思われたかもしれませんが、逆にメリットもあります。半年以上同じ場所に勤務する場合は、健康保険などの福利厚生も適応になることもあります。うまく自分の希望と合う派遣先が見つかって、慣れている場所で長く働けたらラッキーですよね。
派遣の仕事の探し方
派遣のお仕事は、働く場所も大切なのですが、派遣をしてもらう会社選びがとても重要になります。
なぜなら、良い求人案件をもらってきてくれるところでなければなりませんし、残業になった場合、ちゃんと残業分の時給を責任を持って請求してくれなければなりません。
また、派遣で働いていたところから、正社員にならないかとオファーをもらった場合は、正社員として働く場合の労働条件の交渉をお願いすることも出てくるでしょう。そうなれば、派遣してくれる人材紹介会社はしっかりと選んでおきたいものですよね。
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