主任看護師　給料

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看護師のキャリアで、まず目指すところといえば、「主任看護師」ではないでしょうか？位置づけでいうと、中間管理職的なポジションです。ここからキャリアが大きく一歩進む感じがしますよね。ほかの看護師から「主任！」と呼ばれたり、カッコイイです。

今回は、主任看護師の給料や手取り、年収、またお手当について紹介をしていきます。

主任看護師とは

主任看護師は、一般の看護師の仕事を管理して、看護師長との連絡を調整したりなど行っています。

主任看護師になることができるのは、大抵、看護師として10年ぐらい勤務しており、実績等が認められるとなることができます。

主任看護師になると、業務や責任も増えるのですが、その分お給料も上がり、より、看護師としての仕事のやりがいを感じることができるようになります。

主任看護師の給料・手取り・年収っていくら？

主任看護師のマネー事情について紹介していきましょう。

主任看護師の年収は、病院の規模によって違うことが多いのですが、500万円から600万円の間ぐらいです。一般看護師の年収の平均が470万円なので、だいぶん高額だなと感じます。

月給でどれぐらい上がるイメージなのかというと、一般看護師のお給料にプラス3万円から5万円ぐらいが相場です。年収であれば、一般看護師の年収にプラス30万円から60万円が上乗せされます。基本給にプラスして、役職手当でもらえる額が高くなります。

勤続10年の主任看護師と、勤続20年の主任看護師では、またもらっているお給料の平均もかわります。勤続10年の主任看護師でれば、年収500万円を少し超えるぐらいで、約月収30万円プラス、ボーナスです。勤続20年の主任看護師だったら、年収600万円近くなるので、約月収40万円でプラス、ボーナスです。

表にまとめると・・・

勤続10年主任看護師	勤続20年主任看護師
年収500万円	年収600万円
月数30万円	月収40万円

ちなみに、勤続年数が増えるほど、役職をもらっているか、もらっていない科で、収入の差がどんどん大きくなっていきます。

勤続10年一般看護師	勤続20年一般看護師
年収450万円～500万円	年収500万円～550万円
月収28万円～31万円	月収31万円～34万円

勤続10年の時には、一般看護師と主任看護師の差が年間30万円程度であったのに対し、勤続20年では、その差が50万円から80万円ぐらいになっていきます。

⇒　【最新版】男性＆女性看護師の平均月収・年収（年齢別）データまとめ

嬉しい手当も注意が必要

主任看護師の手当といえば、すでに紹介している「役職手当」です。基本給は役職手当のおかげで、かなりあがるのですが、これには注意が必要です。

なぜかというと、役職手当をもらっていると、夜勤手当がつかない場合があるからです。就業規則によって、役職手当が残業手当に充当されてしまうような記載があれば、損をする場合もあります。

この役職手当は、病院によっては手当で支払うお金を抑えたいために導入されている場合があります。たとえば、残業が多い病院であったら、そこで役職与えていたら、残業代を節約することができます。

主任看護師をしている人にとっては、労働時間は増えるけれど、残業代が出ないからお給料が増えないという、とても損をしている状態になるわけです。

ですので、残業が多い病院で、かつ、病院の就業規則に、役職手当が残業代に充当される場合は、気をつけてください。残業が多い病院であれば、そのまま残業代をもらって働いていたほうが稼ぐことができる場合もあります。残業手当分がマイナスになるかもしれないということは、覚えておきましょう。

役職手当と残業代で、トラブルになっている病院もあるので、注意したいですね。

高給取りの主任看護師になるためにすべきこと

すでに紹介した通り、病院によって、主任看護師のお給料は違いますし、手当についても、病院の規則によって変わります。そして、主任になって勤続年数が増えていくと、どんどんお給料の差が出てきます。

こういったことを踏まえて、重要なことは、なるべく昇給率の高いところに長く勤めることがとても大切です。キャリアを積むことを考えているのであれば、できるだけ早い段階で、キャリアの方向性を決めて、待遇の良いところで仕事を始めるのが高給取りの看護師になるのに一番の近道です。

高給だけれど、残業ばかりで、無理して働かなければならなかったりするのでは意味がないですから、総合的に条件を判断して、最適な仕事を探す必要があります。そうなると、自分1人でさまざまな求人をリサーチすることはとても大変です。そこで、効率をあげるために看護師転職サイトを利用します。

キャリアをしっかりと考えている場合はとくに、看護師転職サイトを利用することが大切です。なぜかというと、看護師転職サイトは、登録すると担当者がつくのですが、その人が、一般には公開されない条件の良い非公開求人を紹介してくれるからなのです。

そういった、担当者から情報をいかにゲットできるかという側面があり、非公開求人をまわしてもらうことがとても重要なポイントです。担当者によって、合う、合わないがありますので、複数サイトを利用しておく方が安心です。