夜勤専従看護師は高給でシフト調整も可能?オススメの職場は?

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看護師

夜勤専従看護師は、高収入であることで評判もいいですが、実際のところ、仕事がハードで体調が心配だったり、シフトをたくさん入れられないかなどの不安から、チャレンジできない人も多いと聞きます。

夜勤専従看護師をするにあたり、よくある疑問点について紹介します。

夜勤専従看護師はハード?

夜勤専従看護師は、高収入な仕事なので、ものすごくハードな仕事をさせられるのではと思われている看護師も多いと思います。

実際に夜勤専従看護師を募集している多くの求人は、二交替制で17時から翌日9時までの長時間労働のタイプが大半です。

この勤務時間を続けると思うと、自分には無理だなと感じる人もいると思います。私自身もそれは体力的に辛いなと思います。

でも、夜勤専従看護師の勤務形態はいろいろなものがあり、週1からでも働くことができるものもあります。週1回ぐらいであれば、体力的にもそれほどハードではないので、勤務の大変さは、勤務形態の選び方でも変わってきます。

仮眠や休憩は取ることができるの?

仮眠や休憩の時間は、病院によります。17時から9時間の勤務で3時間の休憩を入れることが厚生労働省からは推奨されていますが、2時間の休憩のところもありますし、日によっては、救急の対応などで、休憩が取りにくいところもあります。

病院や病棟のタイプをチェックし、

  • 夜勤の看護師の人員配置
  • 緊急対応の件数
  • 休憩の時間

について、事前に確認しておきましょう。

人員配置と緊急対応の件数の確認は非常に重要です。1人が病棟で1人が緊急対応をしなければならない状態になる病院もあります。そうなると、提示されている休憩時間なんて、ほとんど無視の状態になってしまうので注意しましょう。

急性期は少し忙しいこともありますが、慢性期は落ち着いているところが多いです。

どの病院も夜勤は人員が少ないですが、日勤と違って、雑務や患者さんの対応もずいぶん少ないです。病院になれて、患者さんの対応がスムーズにできるようになると、落ち着いて仕事ができるようになります。

⇒ 夜勤専従看護師でも休憩時間はあり?過ごし方のコツは?

夜型の生活で体調不良にならないか不安

夜型の生活で体調にどのように影響するかは、かなり個人差が大きい部分です。夜勤をして、肌荒れや頭痛や胃痛など、すぐに体調が悪くなる人もいれば、特に体調に影響が出ない人もいます。

今まで三交替の夜勤しかやったことがなかったり、夜型の勤務が原因で体調不良を起こしたことがある場合は、最初は少ない勤務から始めてみましょう。

夜勤専従看護師は、常勤のものもありますが、いきなりたくさん働くと、体調不良で休まなければならなくなったりなど、病院に迷惑をかけて、人間関係が悪くなってしまうといけないので、無理はしないことが大切です。

⇒ 初めて夜勤専従看護師で働く上で注意するべきポイントとは?

慣れていない病院での夜勤が不安

慣れていない病院での看護はとてもやりにくいですよね。転倒に気をつけなければならない患者さんや、容態が変わりやすい患者さんをチェックしておかなければなりませんので、初めての病院は、いろいろなことを気にしなければならないので、精神がつかれます。

病院によっては、そういった不安を解消するために、「慣らし日勤」という制度を導入しているところもあります。夜勤専従看護師として働く前に、日勤をして病院に慣れてもらうものです。

慣らし日勤があることで、夜勤に入る前に患、スタッフが多い日中のうちに患者さんの状況や、スタッフにどんな人がいるのか把握しておくことができます。特に、夜勤は人数が少ない分、チームワークが非常に大切です。スタッフの人間関係が良いかも、働きやすさに大きくかかわってきます。

慣らし日勤は、病院に慣れてから夜勤を始めることができるので、休憩や仮眠も落ち着いて取ることができ、体力的にも精神的にも、比較的楽になります。

子供がいるから夜勤専従看護師は難しいかも?

子供がいて、夜をずっと留守にする夜勤専従看護師は難しいなと感じている人も多いかもしれませんね。

看護師は女性の割合がほとんどですから、24時間体制で保育所がある病院もあり、子供を安心して預けておくことができます。

求人情報に、院内保育所の有無については容易にチェックができるので、小さいお子さんがいる場合は、優先的に施設があるものからチェックしていくといいでしょう。

院内保育所があるところは、送迎も楽ですし、外の保育所のようにお休みの日があるなどでシフトが組みにくくなることもありません。

⇒ 看護師で夜勤しながら子育てって可能?ママさんナースはどうしてる

夜勤専従看護師を始めてみるときの注意点

夜勤専従看護師の仕事は、多くの求人情報が高収入なものなのですが、中には1回の夜勤で4万円を超えるものもあります。どうせ同じ時間働くのであれば、より収入が多い仕事をやりたいと思いがちなのですが、最初から収入だけで仕事を決めるのは良い判断とは言えません。

なぜなら、高収入なものは、よりハードなものであることも多いので、体力面や精神面での負担が大きいこともありますので、まだ夜勤専従看護師として働いた経験がない場合は、続けることができなくなってしまいます。

いきなり4万円を超えるような高い収入のものよりも、働きやすさや、週1回からの勤務でもOKなどの自由がききやすいものを優先して求人を選ぶ方が無理なく働くことができます。

特に、本業とは別でアルバイトをしたいなど、ダブルワークや副業として夜勤専従看護師を考えている場合は、調整がききやすい仕事を選ぶことが大切です。本業先や副業先に迷惑をかけて、仕事場での立場が悪くなってしまうと続けられなくなってしまいます。

⇒ 看護師の副業・ダブルワークはバレる?マイナンバー制度でどうなる?

まずは、自分の働きやすさを優先して求人を探しましょう。

おすすめの職場は?

夜勤専従看護師として初めて働くのにオススメの職場は、休憩や仮眠をちゃんと取ることができる職場です。

長時間働いていると、思考が鈍ってミスが起こりやすくなります。患者さんにお願いされていたことを忘れてしまったり、巡回が時間通りに終わらなかったりなど、仕事をこなす効率が落ちていくのです。

そんなとき、休憩をとって、仮眠や食事をとったり、脚をマッサージするだけでも、かなりリフレッシュができ、気持ちよく働くことができます。

ただ、個人によって、希望する条件は異なるので、夜勤専従看護師として初めて働く場合や副業として働く場合は、看護師の夜勤アルバイトを多く紹介している転職サイトの担当者に相談し、希望に合う病院をみつけてもらいましょう。

また、シフトをどのぐらいのペースで入れたらいいのかや、体調面の相談などして、万全の状態で初出勤を迎えてください。

夜勤専従看護師は、最初さえ乗り越えることができたら、とてもいい稼ぎになりますので、あとは、自分の体調面などの条件しだいです。

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