看護師は自分の病院で出産するべきか

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妊娠がわかり病院を受診しようと思った場合、日頃働いていて、よく知っている自分が勤めている病院で出産するべきか、そのほかの病院に行ったほうがいいのか、案外悩みますよね。先輩看護師に聞くことができたらいいけれど、出産経験がほかにあまりいない場合は聞きにくいです。

みんなはどうしているのか?自分の病院で出産するべきか、他で出産するべきか?病院を選ぶポイントを紹介します。

自分の病院で出産をするメリット・デメリット

メリット デメリット
・勝手がわかり安心できる

・勤務時間に検診をうけられることも

・具合が悪くなったときに診てもらえる

・相談しやすい

・恥ずかしい

・リスクに対応できない病院である可能性もある

・ゆっくりと入院ができない

メリット

勤務先であれば、入院費用が安くなることが多く、自分が勤めている病院なので、勝手がわかり、安心して出産をすることができるのがメリットです。

また、勤務時間に検診をしてもらえたり、勤務中に具合が悪くなったときも診てもらえるため、何かと便利です。周りが知っている人ばかりですし、医師も知っている人ですから、相談しやすいという声が多いです。

デメリット

知っている人がいて、安心ではあるのですが、恥ずかしいなと感じる人もいます。

そして、自分が勤めている病院がそれほど大きくなく、診療科が少ない場合、何か問題があったり、リスクがあれば、対応できない場合があります。

また、自分の勤めている病院だと、ナースコールを鳴らすタイミングに気を遣ったり、ゆっくりと入院ができないというデメリットがあります。

他の病院へ行った人が嫌だなと感じたこと

自分が勤務している病院以外に行く場合は、いろいろリサーチをして、自分にとってベストな選択をすると思うのですが、他の病院へ行った場合、看護師だからこそ嫌だなと思った経験がある人もいます。

これが嫌だよ他の病院!一覧

  • カルテや保険証から看護師だとバレる
  • あえて新人を割り当てられることもある
  • 個人防護具や消毒剤の使い方や、ヘアスタイルなどが気になる
  • もたもたされると、自分がやりたくなってしまう

カルテや保険証から看護師だとバレる

看護師だとバレて少し気まずい思いをした経験がある看護師は少なくありません。相手看護師も気を遣うので、お互いになんとなく、よそよそしい空気が流れます。

ですが、入院して、仲良くなってきたら「何科ですか?」など、話は盛り上がります。

医療事務だとごまかす人もいますが、案外バレているものです。やはり、受け答えやカルテをジッとみてしまっていることなどでわかるのでしょう。

あえて新人を割り当てられる

間違えそうになったら指摘してくれると思っているのか、こちらが看護師だとわかると、「新人ですが、よろしくお願いします」と言われることも。

同業者だからこそ、失敗に気がつくし、上手とか下手というのがわかるので、こちらが看護師だということを知っていて、新人を回すのはやめてほしいですね。

個人防護具や消毒剤の使い方や、ヘアスタイルなどが気になる

病院によって、制服や消毒剤の使い方やヘアスタイルが違うので、自分の病院と比較したり、サーベイヤーのように評価をつけたくなって、いろいろなことが気になってしまいます。

また、ナースコールなどの音が、鳴り続いている時間が長いと、「大丈夫かなあ」と思い、無性にソワソワしてしまうこともあります。

妊婦健診や出産は大学病院がオススメな理由

キャリアが長い看護師に妊娠健診や出産をどこで行うのが一番いいのか聞くと、高い確率で大学病院という答えがかえってきます。

大学病院なんて、高額だし、そんなに支払うメリットはあるの?と思われるかもしれませんが、やはり、産科以外の診療科や施設が充実していることから、大学病院のほうが安全ということで、勧められることが多いのです。

医学は進歩していますが、出産はいの地の危険が伴います。低体重出生児、無呼吸であったときに、NICUがなかったら、大きな病院へ緊急搬送です。この搬送時間の差は、将来大きな差になってしまう可能性があるのです。万全な対応ができる大学病院は、出産のリスクを最小限に抑えてくれます。

大学病院によっては、ハイリスクの妊婦さんしか受け入れをしていない場合があるので、入りたくても入ることができない場合もありますので、注意してください。

大学病院は、個人の産院のようにきめ細やかなサービスがなく、腹部エコーを毎回とらなかったりしますので、快適度は低いかもしれません。そのかわり、一流の医師や看護師のフォローを受けることができます。

病院選びも大事だけど、各種手続きは大丈夫ですか?

妊娠がわかって、どの病院がいいかしっかりとリサーチをされていると思います。それと同時に気にしなければならないことが、産休や育休をするときの各種手続きです。

産休や育休を取る場合、お給料はどうなるのか?育児休業給付金をもらう必要があれば、必要書類を提出しなければなりません。また、産休や育休を取るということは、仕事にちゃんと復帰する意思があるからもらうことができるものですが、戻ってくることができるのか?そういったことを、考えておかなければなりません。

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