看護師の名札で本名バレ!ストーカー被害に遭わないようにするには?
看護師は、優しく看護されているのが勘違いされて、ストーカー被害にあう人もいます。
自分の力だけでは、対処できないこともありますので、今回は、ストーカーの対処方法や予防方法について紹介します。
記事の目次
看護師はストーカーに遭いやすい
警視庁の発表によると、看護師全体の11%はストーカー被害にあったことがあるそうです。ストーカーの加害者は患者さんであることが多く、しかも、年々増加傾向にあります。また、看護師を狙った犯罪もあり、身の危険を感じて、看護師をやめてしまう人もいるそうで、問題はとても深刻な状況です。
問題を訴えても、「病人だから許してあげて」とか、「患者さんですよ」と言われて、黙認される場合もあるので、実際のストーカー被害が表面化していない場合もあるので、実際は、もっとたくさん被害を受けている人がいると言われています。
女性の患者さんでも、本当に看護師さんが優しくて、自分が男性だったら惚れているだろうと話す人もいるぐらいなので、優しさを勘違いしてしまう男性は少なくないでしょう。
特にストーカー被害に遭いやすい人とは?
ストーカーは、一方的に、好意を持たれて執拗につけまわされたりしますが、タチの悪いことに、本人は悪いとは思っていないことがよくあります。ストーカーにあってしまう女性は、自分が悪いわけでは決してないのですが、ストーカーに遭いやすいタイプの人がいるのは確かですよね。
ストーカー被害に遭いやすい人は、本当によくつけまわされて、引越しを何度もしている人もいますし、逆に、ストーカー被害にあわない人は、人生で一度もないぐらいあいません。
その違いは何かというと、「スキがある人」とよく言われています。言動や行動、雰囲気などで何となく判断されてしまう部分です。しっかりしていて、チャキチャキしたタイプではなく、フワフワしているような、どことなく寂しそうな女性は対象になりやすいと、女子校時代に学校で教えてもらいました。
なんとなく断れなくて笑顔で接してしまうなど、優柔不断な振る舞いは、自分を危険にするだけです。日頃から気をつけたり、ストーカーにあってしまった場合は、早く対処をするようにしましょう。
どんなストーカーが多いのか?
ストーカーは、2015年の報道では、高齢者が増えているというデータがありました。
病院に来る患者さんは、大半が高齢者の場合がほとんどですから、看護師は特に気をつけておきたいです。そして、高齢者でなくても、もちろんストーカーをする人はいますので、注意が必要です。
ストーカーは、自分が特別扱いをされたとか、特に自分を気にかけてくれたと感じたりすると、看護師の側が、特別扱いをしていなくても、勝手に勘違いする場合もありますので、患者さんの誰かを特別扱いしすぎたり、特定の人だけを気にかけすぎたりしないようにすることが大切です。
名札で本名バレ?本名が知られることは危険なことか?
看護師は名札をつけている場合もありますが、名札で本名が知られた場合、ストーカー被害に遭いやすくなるのかな?と心配する人も少なくないのではないでしょうか。名札をつけていなかったとしても、病院では、本名を知られないようにする方が難しいですよね。
本名が知られてしまった場合、最近はSNSでストーキングにつながる場合があります。実名で登録をしている場合は、検索すると出てきてしまうため、執拗にメッセージを送られたりなどをされる場合もあります。
ですが、本名が知られたから、何か被害が拡大するというのは、あまりないのではないかなと思います。例えば、本名と当時に、住んでいるエリアや住所まで知られてしまったら危険ですけどね。
SNSでの立ち回り方
本名でSNSを登録していて、患者さんが検索してきて、SNSでのストーカー行為がある場合も、早めの対策が重要です。
基本的に、患者さんからの友達申請には、答えないのが一番良いでしょう。「何でこの人から急に友達申請が来るの?」と疑問に思うなどがあれば、許可しない方が安全です。許可してくれたから、看護師さんも好意を持ってくれているんだ!なんて思われては困ります。
また、SNSは友達になっていなくても、メッセージを送ることができますが、メッセージが来すぎて困る場合は、「患者さんや、元患者さんとは、プライベートのやりとりが病院で禁止されていますので、ごめんなさい」と、バシッと言いましょう。
自分はメッセージのやり取りをしたくないのに、患者さんがかわいそうだと思って、メッセージのやり取りをしていては、好意があるとただ勘違いされるだけで、余計にトラブルに発展しやすくなるので、嫌なら最初からSNSで患者さんとはお友達にならないことが大切です。
また、SNSにアップしているプロフィール写真は、自分の顔を入れないようにしたり、実名で登録しないようにする工夫をすると、SNSでのストーカー行為を予防することができます。
ストーカー被害は早めに第三者に相談を
ストーカー被害は、当事者同士では、なかなか解決できないものです。なぜなら、ストーカーをしている人は、相手が嫌がっているとわかっていない場合が多いですし、女性側があまり強く言っても、好意が憎悪になって、余計に危険になることもあるからです。
ストーカーにあっている場合は、早めに職場に相談をしたり、警察に届け出をしたり、できるだけ周りに困っていることを知らせておき、何かあったら助けてもらうように、協力を仰ぎましょう。家族でも友達でも、誰でも良いので、相談することが大事です。
「周りに知られるのが嫌だし、そんなに大げさに対策しなくても大丈夫」なんて、軽く考えているのはとても危ないので、できるだけ早く対策をしてしまう方が良いです。
大事になってから後悔するのでは遅いですから。特に、職場が絡むと、やめざるを得なくなってしまうこともあります。ストーカーなんかで、キャリアが台無しになっては嫌ですよね。
ストーカーへの予防方法
ストーカーは、一方的に、勝手に好意を抱かれることなので、なかなか対策ができないものです。
ですが、被害が大きくならないために、できることはあります。
- 個人情報を安易に話さない
- SNSの個人情報や友達申請の設定を徹底する
個人情報を安易に話すのはとても危険です。特に自分の家の近所に出没するようになったら、安心して外を歩くことができませんよね。特に、夜なんて、とても怖いです。なので、個人情報の管理はちゃんとしておきましょう。
また、最近はSNSでのトラブルも多く、そこから被害が出るので注意が必要です。「病院でお世話になったからお礼が言いたい」とSNSで周りにふれ回り、同情した人が、教えてしまうなどがあります。看護師はストーカーに遭いやすいということを考えて、働いている場所などを書き込まないようにしたり、友達の申請やメッセージを送ることができる人の範囲を限定しておくと良いです。
他の看護師やスタッフの情報を安易に話さない
知らない間にストーカー被害の片棒を担がせられることもあるので、ぜひ注意しましょう。
他の看護師が住んでいるエリアや連絡先など、安易に言ってしまわないようにすることが大切です。本人に聞いても教えてくれないからと、他のスタッフに聞いて回る人もいます。
うっかり答えてしまって、被害になってしまうと大変ですから、他の看護師やスタッフの個人情報の管理も徹底しましょう。
答えられないことは、「職場の規則で答えられない」と、はっきり患者さんに言いましょう。
まとめ
- 看護師はストーカー被害に遭いやすいことを自覚する
- 優柔不断な振る舞いはしない
- ストーカー被害があった場合は、必ず誰かに相談をする
- 個人情報の管理を徹底する(他の看護師やスタッフの情報も含めて)
- SNSでの迷惑行為が最近は増えているので、管理をしっかりする
いかがでしたか?
ストーカーから最悪死亡事件になるケースもニュースで見かけますよね。
自分がそうならないためにも、周りに協力を仰ぎ、しっかり対策をしていきましょう。
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