看護師の育児休暇中の給料はどれくらいもらえる?出産手当金は?
世間的には看護師のお給料は一般の女性会社員のお給料よりも高いとされています。もちろん夜勤手当などを含めると、一般の男性サラリーマンの方々よりも多いのかも知れません。
共働きが、普通になってきている近年では、家計は夫婦二人で支えていくものになっているようです。そのような中で、早かれ遅かれ、結婚したら妊娠、出産、育児は当然つき物になってきます。
妊娠して出産した喜びはあるけれど、育児休暇中のお給料てもらえるの?って考えた事ありませんか?自分のお給料が出ない状況を考えた事があるでしょうか?
子どもが生まれてこれからお金が必要な時にって思うと不安になってしまいますよね。
こちらでは、育児休暇中のお給料の状況と、知ってて得する、出産育児にまつわる各手続きや給付金の情報をお伝えしていきます。
育児休暇中のお給料、ボーナスの実情
育児介護休業法では、育児休暇は、子どもが1歳に達するまで、もしくは保育園事情などにより、延長は可能となり、復職しても夜勤免除できたりと、比較的、育児するには優しい法律のようです。しかし、収入の保証まではこの、法律にはふくまれず、雇用主は給与を支払う義務はなくなります。
基本的に、育児休暇中のお給料、ボーナスの支給は、支払われなくなります。雇用主によっては、就業規則の中で、産休、育児休暇中の給与を減額してもらえるところもありますが、まれなケースです。
ボーナスについても、近年ほとんどの病院が半年なりの人事考課を行って、業績や能力によって査定され支払われるところが多くなってきています。査定期間中に就労していない場合は、査定の対象外となりボーナスの支給はされていない場合がほとんどです。
雇用主(病院・施設)によっては、寸志やお祝い金という形で一時的に金一封が支給される場合もありますので、就業規則などで確認してください。
出産したら利用できる制度を利用しよう
育児休暇でなくても、私たちは生活していく上で支払わなければならないお金がたくさんあります。健康保険料、年金、住民税などです。
そんな事を考えると、今までお給料から引かれており、それほど意識していなかったお金を支払うことになってきます。
これでは無給になることがもっと不安になりませんか?
そこで出産、育児にまつわる給付金や制度を見てみましょう。
出産育児一時金について
これは、子どもを出産すると健康保険から支給される一時金の事です。
給付額は子ども一人につき42万円で、対象条件として、健康保険に加入している被保険者に対して支給されます。
被扶養者が出産した場合は「家族出産一時金」として給付をける事ができます。
給付金額は産科医保険制度加入に医療機関で出産した場合ですが、それ以外の医療機関になると、39万円となります。これは利用している健康保険により多少違いがありますので、確認が必要です。
出産手当について
出産手当は、産休中に健康保険から支払われる手当のことです。
労働基準法では、産休とは、産前、産後休暇の事で、産前休暇は、予定日より6週間前、産後休暇は出産後8週間と定められています。
産後8週間は雇用主は働かせてはいけないとしています。
給付額は、休業1日につき標準報酬日額の2/3となっています。対象は健康保険に加入している被保険者で、出産日以前42日出産後56日までの期間支払われます。
育児休業給付金について
育児休業給付金はあくまでも、職場復帰のみこみのある方に対して支給されます。育児休業給付金は雇用保険から支払われます。給付額は休業開始賃金の50%が1年間支給される事になります。
対象は、雇用保険の被保険者で、条件を満たしていれば、常勤の看護師でなくてもパート、派遣という雇用形態に方でも給付は可能です。ただし育児休暇前の2年間の間に働いている月が1年以上あること等の条件があります。
住民税、健康保険料等の支払いも確認を!
住民税などは育児休暇中、減額になる場合もあるようです。自分の住んでいる町の役所に問い合わせてみてください。
また、健康保険料や、年金等も働いていた時はお給料から引かれていましたが、お給料が発生しないので、自分から雇用主に支払うという形になるところもあります。どのような支払い方法をとるかは、病院、施設により様々であるので、これも確認が必要ですね。
給付金は支払われる時期を十分周知しょう!
ご紹介した給付金等ですが、出産手当ては、出産してからすぐの給付ではなく、申請してから、1~2ヶ月後に支払われるという事もあるため、申請の時期などは自分で調べてから申請する必要があります。
育児休業給付金は申請する時期により受け取れる時期は変ってくるようです。育児休暇開始後すぐ申請した場合は雇用主が行ってくれている場合もありますが、そうでない場合もありますので、出産前から申請の準備を進めていきましょう。
出産、育児については、将来的にもお金が沢山かかってきます。自分が働いている時に計画的に貯蓄に励みましょうね。
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