夜勤専従看護師でも休憩時間はあり?過ごし方のコツは?

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看護師

夜勤専従看護師によって、貴重な休憩は無駄にできません。なにせ、労働時間が長いですから、1分1秒を惜しんで、できるかぎり有意義に、リラックスした状態で過ごしたいという人も多いのではないでしょうか?

病院によって、休憩時間がゆっくり取ることができるところもあれば、休憩時間もバタバタしているところもあると思いますが、夜勤専従看護師の休憩時間の過ごし方や、休憩時間に注意しておくべきことについて紹介します。

夜勤専従看護師の休憩はいつあるの?

夜勤専従看護師は、17時ぐらいから翌日9時までの勤務というケースが多いです。

病院によっては、取ることができる休憩の長さはことなるのですが、大抵16時間の夜勤の場合は、2時間から3時間の休憩を挟みます。

休憩のタイミングは、消灯後の準夜帯と、そのあと深夜に入ってからの深夜帯の休憩があります。

その休憩の時間に、食事をとったり、休息や仮眠を取ったりして過ごします。

準夜帯の休憩の過ごし方

夜勤専従看護師の出勤が17時前後なので、たいていの看護師は、食事を食べてから出かけます。準夜帯の休憩が消灯の後なので、だいたい22時頃から休憩を交替でとります。病院によって、1時間休憩のところもあれば、2時間いただけるところもあります。

この時間帯にはすでに、お腹がペコペコなので、まずは食事をとります。また、すでに足もむくんでしまっているので、食事が終わると、靴を脱いで、脚を伸ばしてソファで、ふくらはぎをもんだりなどをしてリラックスします。

消灯後のこの休憩のタイミングで、メイクを取って、明かりが目に入らないようにアイマスクやタオルを頭にかけて仮眠を取る人も多いです。もちろん、スマホでアラームをセットしてから寝ます。

休憩時間ギリギリまで寝たいので、休憩が終わる5分前にアラームをセットし、5分で身なりを整えて、勤務再開です。

まだまだ、これから勤務時間が長いですから、準夜帯に、少ない時間でもしっかりと休んでおきます。

夜勤専従看護師になれていない時は、眠くなくて入眠に時間がかかっていたときもありましたが、そのうち、慣れてきて、眠くなくても入眠できるようになります。

深夜帯の過ごし方

深夜帯の休憩時間も、その時の忙しさで休憩を取ることができる長さが変わります。だいたい30分から1時間ぐらいあり、交替で休憩に入ります。

短い時間でも、仮眠を取る人もいますし、寝てしまうと、次は起きることができなくなってしまうという人は、少しくつろぐ程度にしているという人もいます。

深夜帯の休憩に、カップラーメンをおいしくいただくという強者もいます。休憩時間の過ごし方は、それぞれ、自分がリラックスしやすい方法で過ごしています。

寝過ごしに注意!

深夜専従看護師が一番気をつけたいのが、寝過ごしです。夕方の17時から翌日の9時まで働くのですから、寝過ごしてしまっても不思議ではありません。

他のスタッフが気がついてくれたら、起こしに来てくれるかもしれませんが、病棟が忙しい場合は、起こしに行くことも難しいです。他のスタッフが困ってしまいます。

特に、2人態勢で、1人は病棟、1人は救急を主に対応するようになっているところもありますので、緊張感をもって、過ごさなければなりません。

寝るつもりではなかったけれど、ソファーに座っていたらいつの間にか眠りに落ちていた!という人もいるので、眠る気持ちがなくても、休憩のときには、念のために休憩終了5分前にアラームが鳴るように毎回セットしておくと安心です。

深夜専従看護師が実践する仮眠の取り方

深夜専従看護師は、仮眠を取ることができますが、あくまで「仮眠」であることを忘れてはなりません。つまり、熟睡してしまうような環境を作り過ぎてはならないということです。

熟睡しないようにするために、深夜専従看護師が実践している方法を紹介します。

ブランケットはかけない

体をリラックスできるようにしてはいるけれど、分厚いブランケットで、暖かくして寝ると、眠りが深くなってしまいますし、次に起きるときに、ブランケットから抜け出せなくなってしまうので、厚手のものや肌触りがいいブランケットは、あえて使わないようにするといいです。

カーディガンやひざ掛けのような薄いものをかける程度にして、目が覚めたときに、辛くないように工夫しましょう。

仮眠の前にカフェインをとってから寝る

寝起きが悪い場合は、仮眠に入る前に、緑茶やコーヒーなどのカフェインを取ってから寝るようにするのがベター。

このようにしておくと、起きるころにはカフェインが効いてくるので、目覚めがすっきりします。

ただ、すきっ腹にコーヒーを飲むと、胃がムカムカしたり、痛くなってしまったりする人もいるので、心配であれば、緑茶や紅茶がオススメです。

続けて30分以上仮眠を取らないようにする

みんなのように長時間寝てしまうと、逆に頭がぼうっとするなど体調が悪いという人は、仮眠は30分以内で短めに取るようにするといいです。

眠らないと体力がもたないし、集中力も続きません。寝すぎると今度は起きられないので、短い睡眠を取って脳をリフレッシュするようにします。

起きられるか心配な人も、体と脳の疲れを取ったほうがいいので、短時間仮眠を取り入れてみるといいです。

夜勤専従看護師はチームワークが大事!

夜勤は、日中に比べると雑務も少ないですし、患者さんも寝ているので、ナース2人体制で担当するケースも少なくありません。

そのため、夜勤専従看護師は、あまり他のスタッフとコミュニケーションをとる機会が少ないのですが、業務に支障が出ないようにスタッフ同士、コミュニケーションを積極的に取るように心がけることが大切です。

院内連絡は必ず取ることができるようにする!

仮眠をしていても、院内連絡が来ることもあります。そのときに、仮眠をしていて気づくことができなければ大変ですので、必ず取ることができるように近くに置いて寝るようにします。

休憩中の院内連絡は、よくかかってくるところもあれば、滅多にかかってくることがないというところもあります。病棟によって院内連絡の使用頻度は変わってきます。

緊急の時は、特に、他のスタッフが呼びにくる余裕はありませんので、院内連絡はしっかり対応できるように気をつけておきます。

まとめ

夜勤専従看護師の仕事は、始めたばかりの人の場合、睡魔と戦ったり、脚のむくみなど肉体的、精神的に少しつらいなと感じるかもしれません。でも、体はどんどん順応していき、慣れていきます。

上で紹介したように、自分自身が心地の良いように工夫して過ごすことができたら、雑務が多い日中の看護師業務よりも、1回の業務時間は長いけれど、お休みの日が多く、お給料もいい深夜専従看護師のほうが自分には向いていると感じるかもしれませんね。

業務が気持ちよくこなすことができるように、他の看護師の休憩中の過ごし方を盗みつつ、休憩を有意義に過ごしましょう。

⇒ 初めて夜勤専従看護師で働く上で注意するべきポイントとは?

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