看護師　マンガ

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自分のなりたい職業のドラマとか映画、そしてマンガは、一通りチェックするという人も多いのではないでしょうか。私もよくチェックして読んで、勉強のモチベーションが下がった時に、息抜きで読んでいました。

今回は、看護師を目指している学生さんにオススメの漫画を紹介します。

ナースが主人公のマンガ一覧

医療系の漫画で有名なもので、かつ人気があるものは多いですけれども、主人公が医者のものが大半なんですよね。

でも、実は主人公が看護師の漫画は探してみると案外あります。

N’s あおい

講談社から出版されている、「こしのりょう」さんが描いた漫画です。単行本は全部で32巻ありますので、結構な読み応えです。

現代の医療の問題で、一時期、ニュースでもよく話題になった「受け入れ困難」や「たらい回し」「終末期医療」などがわかりやすく書かれています。

また、主人公は、救命救急センターで働いていたけれど、やってはいけないことをしてしまい、市民病院に転勤させられるというものもあるのですが、非常に考えさせられます。

看護師ってキツイ仕事なのかなーと思わせるような表現が多いのですが、ちょっとオーバーだなと思う部分もありますので、あくまで漫画だと思って読むようにすると良いですね。

実は、2006年にテレビドラマ化もされており、主演が石原さとみでした。

ぶっちゃけナース

いそっぷ社出版の「岸香里」さんが描いた漫画です。

ぶっちゃけナースという題名からも、「もしかして・・・」と思われたかもしれませんね。筆者の岸香里さんは、元ナースの経験があります。

実体験を元に書かれているので、看護師の人が読んでも、共感する部分は多いと言われます。ぶっちゃけてはいるけれど、読んでみると、案外真面目なところもあります。でも、業界裏話はやっぱり笑えます。

ぶっちゃけナースは読みやすいですし、オススメです。

ちなみに、岸香里さんは、他にも看護師の本を描いていて、「天使のたまご」「あぶないナース」「笑うナース」があります。

おたんこナース

小学館から出版されている、「佐々木 倫子」さんが描いた漫画です。

新人の看護師が毎日元気に、まっすぐに仕事に奮闘する姿が描かれています。新人看護師が患者さんや看護師の先輩にもまれながら成長していく過程が見られて、これから看護師になる方には、読んでみると良い漫画だと思います。

そして、今、新人看護師として頑張っている人にとっても、おたんこナースの主人公のユキエは失敗ばかりなので、私も同じ間違えした！と共感できる部分もあると思います。

主人公の性格が破天荒なので、読んでいて面白く、読んだ後は、ほっこりします。

透明なゆりかご〜産婦人科医院看護師見習い日記

kissコミックスから出版されている、「沖田・華」さんが描いた漫画です。

見習いの看護師が産婦人科で起こっている問題や現実に直面する様子が描かれています。産婦人科に特化した内容ですので、産婦人科で働きたいと考えている人は読んでみると良いと思います。

出産ということだけではなく、子育てや家庭環境など、背景までもしっかり書かれているので、女性だけではなく、男性にも読んでほしい漫画だと感じました。

内容はちょっと衝撃ですけれども、心に響くものがあります。

医療系の漫画

看護師の漫画はもう読破してしまったという場合は、その他の医療系の漫画で有名どころを読んで見てはいかがでしょうか？

コウノドリ

コウノドリは、講談社出版の「鈴ノ木ユウ」さんの漫画です。

産婦人科を舞台にしたもので、産婦人科で多い問題が取り上げられており、考えさせられる内容になっています。

講談社漫画賞をとっていて、実写化もされ、人気が出ました。医療関係者にもよく見られていたようで、「やっぱり産婦人科医には頭がさがる」という感想を持った人が多かったようです。

ブラック・ジャック

講談社出版の「手塚治」さんが描いた漫画です。

とても有名なので、すでに読んでいるという人も多いのではないでしょうか。無免許の医者のお話なので、エンターテイメント性が高い漫画ですが、感動できるエピソードも多いですし、人を治療する思いや、人間ドラマがあるところが読み応えがあります。

ちなみに、看護師のピノコが魅力的で好きという、ピノコの隠れファンも多いです。

フラジャイル

講談社出版の「草水敏・恵三朗」さんが描いた漫画。

あまりなじみのない病理医が主役の作品です。担当医も気がつかない病気を言い当てたり、はっきりした物言いで、他の医師を追い詰めるなど、口は悪いけど、とても痛快です。

私たちが病気になると、病院へ行って検査が行われて、病気が特定されるわけですけれど、どのような過程で、病気が特定されて治療が施されていくのかという裏側を知ることができるので、看護師だけではなく、一般の人が見ても面白いと思います。

他の医療漫画とは一味違うので、医療漫画にそろそろ飽きてきたなという人にはオススメです。

ちなみに、ドラマ化もされており、主演は長瀬智也です。

医龍

小学館出版の「永井明・乃木坂太郎」さんの漫画です。

発展途上国で医者をしていて、帰国後、一度は医者をやめるのだけれど、医療への情熱から医者に復帰するという破天荒な行動が多い天才外科医の話です。

理想の医療チームの「バチスタ」を作っていき、古い大学病院の慣習を主人公が実力でぶった切っていく、爽快さがあります。

原案の永井さんは、もともと医者をしていて、医療ジャーナリストであることから、日本の医療や医学業界の問題点が描かれている作品となっています。

医龍は、医療漫画の中でも人気の作品として紹介されることが多いので、チェックしておいても良いですね。

JIN-仁-

集英社出版の「村上もとか」さんが描いた漫画です。

タイムスリップというSF要素があるのですが、薬や、理容器具がほとんどない中で、医者はどうあるべきなのかというのがテーマです。

主人公の仁は周囲にある道具を使って医療器具にして使ったり、医薬品や器具を開発して、患者の治療を行なっていきます。江戸時代末期にタイムスリップするのですが、当時の医療水準や人々の生活の実態を知ることができる作品です。

JINは手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞しており、ドラマ化もされ、大ヒットしました。

漫画の購入先のお得情報

上で紹介した漫画の中には、長編作品のものもあり、冊数が多くなってしまう場合もあります。

そんな時は、電子書籍だと手軽ですし、スマホやタブレット端末に入れておけば、学生さんだったら授業の合間にも読めますし、現役看護師さんだったら、休憩時間に読むこともできます。

漫画って、サイズは小さいけれど、持ち歩くには案外かさばるんですよね。

電子書籍の購入先は・・・

• Amazon(kindle)
• iBook
• eBook Japan

などがあります。

ちなみにkindleは月額980円で読み放題になる「kindle unlimited」というプランがあります。

なので、たくさんの漫画をこれから読もうという場合は、kindle unlimitedを使う方が安くなる場合もありますので、kindleのアプリをダウンロードして見ても良いと思います。

ちなみに、kindle unlimitedは、最初の30日は無料体験ができますので、30日だけ利用してみるのもお得で良いと思います。私は結局、解約せずにズルズル読んでしまいましたけれども。

自動更新にしない設定もできますので、勝手に課金されたら嫌だなと思う場合は、最初に設定をしっかりとされると良いですね。

まとめ

看護師の仕事をしていると、いろんな価値観を持った人に出会い、深く関わっていくことになります。なので、命や家族観、医療に対する考え方など、いろいろな価値観があるということを学ぶことが大切だと思います。

その手段の1つとして、漫画や本を読んでみると良いのではないでしょうか。医療系の漫画は、疑問を投げかけるものがとても多いので、読んでいてとても考えさせられるものもたくさんあります。