看護師　残業代平均

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最近では、病床稼働率と平均在院日数、看護師の夜勤時間等、施設基準を維持しないと、病院が診療報酬を受け取れない仕組みとなっています。

特に平均在院日数についは看護師の数によって7対1、10対1、13対1などで平在院日数が決めれれています。ですのでそれらを満たそうと、病院は、患者さんを早く退院させると、入院患者を空きベットの入院してもらい、ベットの稼働率を上げようとします。

もちろん施設基準に見合った看護師の採用がなされ、病院の運営はされていますがやはり予約入院患者さん以外にも、緊急入院患者さんの受け入れをどんどん行っていると必然的に残業となってしまっているのが現状ではないでしょうか。

では残業時間や残業代の実際について考えて見ましょう。

残業手当の付かない職場ってある？

看護師のお仕事は交替勤務であり、患者さんの命、人間の生身をお預かりしているお仕事です。常にイレギュラーな事態がおこって当たり前の現場であり、残業はつきものとなっています。

実際に定時に業務が終了する事などはほとんどなく、日勤でも1～2時間、夜勤で忙しかったりするとお仕事が終わるのがお昼になる事もあります。

こんなに必死でお仕事していても残業手当が付かない病院や施設があるそうです。特に年俸制でお給料をもらっている場合は、全ての手当て等を含むお給料となってきますので、雇用契約を結ぶ時は契約書を十分理解した上で入職すべきかとも思われます。

看護師の残業時間は？

看護師の残業時間の平均は1ヶ月23.4時間であり、1ヶ月30時間以上の残業を行っている看護師さんは全体の約21％、60時間を越える残業を行っている看護師さんは全体の4%となっています。

看護師の超過勤務時間の平均は14.1時間と報告さえていますので、いかにサービス残業が多いかが伺えます。

残業の仕事内容は？

記録や新入院の看護計画立案、急変対応、処置、認知症患者や高齢者の対応などが主となっています。

残業代の算出方法

残業代金の多い少ないについてですが、その基準は各、病院や施設によって取り決めごとが違います。

また残業手当が出ている病院でも、各個人の基本給からの計算となりますのでそれぞれの残業代金はかわってきます。残業代金の計算は「基本給を月の労働時間で割って出た時給に対して25％増しで計算」される事が基本です。サービス残業がまりにも多いようなら一度この計算も行って見て実際の金額を確認してみましょう。

残業の多い科と少ない科

一般病院では、入院患者さんの受け入れをどんどん行っていますので今時、専門の診療科以外の患者さんでもベットが空いていれば入院していただいていますから、残業は当たり前となっていますね。しかし探してみれば病院の中にも残業が少ない診療科があります。

精神科は？

精神科を持っている大病院は少ないと思われます。ですので、精神科専門病院などはいかがでしょうか。

残業時間が少ない理由として、慢性的な経過をたどっている患者さんが多いこと。大きな原疾患を持っていない限り、急変等のイレギュラーな事態はほとんどない。

特別な処置などもなく、服薬の管理と身の回りのお世話が主なお仕事の内容かと思われます。

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知っておきたい！精神科看護師に転職するメリットと仕事内容（給料やキャリアアップ）

透析センターは？

多くの透析病院や透析施設を持った病院などは、2クールで回しているところが主です。

透析は患者さんによって時間がそれぞれですが、3～5時間がほとんどです。

導入時期や、電解質等の異常が多い場合は急変模も視野に入れてお仕事する必要がありますが、、透析に通っている患者さんは、ご自宅で社会生活を営んでいる方や、サラリーマンの方も多く自己管理できる患者さんごおおいので、よほどのトラブルがない限り残業などは発生しません。

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美容外科は？

主にこちらでは、美容外科の開業医さん、クリニックの事を言いますが主に外来患者さんのみの取り扱いとなりますし、もともとご病気でなく「美」を追求するため来院されるため、急変など全身管理を行う必要がないので残業にはなりません。

看護師の役割として手術の介助もありますが、全身状態の悪い患者さんもいないので、術後の観察も比較的容易です。

外来は？

外来もほとんどが予約制になっているため、わざわざ時間外に予約を受け付けｔる事はありません。予約以外の患者さんでも、時間をすぎれば当直対応となり交替制としているところが多いので残業は発生しませんね。

看護師としてプロの視点で残業申請しよう

ダラダラとお仕事していたり、同僚とお話するほうが多かったりすると、残業の申請を上司に行っても認めてくれないのではないでしょうか。

きちんとプロとして仕事を効率よく計画的にと考えて行ったにも関わらず残業が発生した場合は上司も認めてれます。

こういうことをすんなりと認めてもらうには、普段からのあなたの勤務態度が影響してきますので、社会人として、看護師としてお仕事していきましょう。