看護師にサービス残業が多い・当たり前の理由とは?多い科・少ない科は?
看護師の皆さまお仕事お疲れ様です。今日は定時で帰れましたでしょうか。
定時なんて帰れるはずがないと思っている人の方が多いように思いますね。特に病院で働いていると残業は当たり前とになっているのではないでしょうか。夜勤では帰るのがお昼前になっている事も多いのでは?
なぜこのような現象が起きてしまうのでしょうか。
私たち看護師の仕事は残業は当たり前という現象について解明していき、どんな診療科で残業が多いのか考えていきましょう。
看護師はどんな業務で残業をしているのか考えよう。
ほとんどは記録でしょ。
実際に看護師の仕事をしていると、看護記録を書く時間なんてありませんね。現実的に勤務時間内はほとんど動き回っていて座って記録する時間なんてないですね。
最終的に記録は時間外となってしまいます。電子カルテ化されている病院がほとんどとなってきており記録においても簡略化されてきているにも関わらず記録に時間がかかってしまいます。
記録という業務内容を残業の申請しにくいっていうのが本音の所でサービス残業となってしまっているのが現実ですね。
医師の指示が遅い。
患者さんの状態を報告しているのにもかかわらず、なかなか指示が入らないことありますね。何度もせかすように連絡を入れると逆切れする医者もいます。
医師は指示だけ出したら仕事は終わるのですが看護師はそのような事はありません。指示が入るのが夕方となってくるとそこから様々な処理を行うことになり必然的に残業となってきます。
このような遅い指示を出す医師は限られていますけどね。
医師が遅くに処置を行う。
これも、患者さんの状態が悪く急な処置が必要という事なら仕方がないのですが、別に時間外に処置しなくてもと思うような処置を夕方くらいから行い始める医師が必ずいます。
医師は看護師の残業の事は関係なくとりあえず自分の処置の介助についてくれればよいのです。こういう医師も限られた人物ですけどね。
急変は仕方がないですね。
私たちの看護師は、常に急変やトラブル、イレギュラーな事態を予測しながら仕事を計画的に行えるように段取りはしています。
しかしこのような事態となるとかなり時間をとられますし、医師やコメディカルとのチーム連携が必要となってきます。こんな場合は胸を張って残業申請してください。
職場の雰囲気はどう?
帰ってはいけない雰囲気では?
病棟単位で、仲良しこよしで仕事をしている病棟は、みんなが仕事が終わるまで待っていないといけないなどという職場風土のところもあるようです。こういう病棟はなかなか定時に帰れないし、逆に早く帰ると影で悪口を言われていたりしますので注意してください。
また日勤と夜勤の交替の時間などにイレギュラーな出来事があっても日勤が残って仕事することが当たり前としている病棟もありますが、これは昔から作り上げられた職場風土だと思います。
役職がずっと代わっていないなどでこのような職場風土が作り上げられやすいので転職の際は、院内の異動の状況も把握しておきましょう。
リーダー、役職者の采配は?
残業申請をする際は師長さんにどれくらい時間がかかりそうかを先に伝える事が残業の申し出のルールとなっています。
残業時間についてはコストが発生するので、師長さんはできるだけ残業を減らすようにスタッフに指導しているはずです。このような傾向から残業の申し出を聞いてもらえないといった事もあるのではないでしょうか。
そうしているうちに言っても仕方ないといった雰囲気となってザービス残業が発生してしまっているケースも多いのではないでしょうか。
実際残業の少ないとされる診療科は?
どんな業務で実際残業しているかという事でもわかるように、やはり重症な患者さんが多く、医師の指示が患者さんの状態によって変化したり全身管理が必要な患者さんが多く集まる診療科は残業が多い傾向にあります。そのため記録等は後回しですね。
外科系で言うと消化器外科、脳神経外科など手術があったり、常に観察が必要という病棟は忙しいと思いますし、逆に外科系でも皮膚科とか、眼科などは手術があっても全身麻酔での手術は少なく急変などは少ないと考えます。処置も時間的行う場合が多いので仕事を計画的に行えばあまり残業時間は多くはないように思われます。
内科系というと高齢者が多いのが特徴ですが、高齢者は治療のみでなく認知症や不穏行動で時間を取られる事も多いですね。
消化器内科など内視鏡を対象にしている診療科は内視鏡も時間どうりに行われますし術後管理も比較的、容易なところがありますので残業も少ないように思われます。
また病院によっても大学病院や高度救急医療を行っている病院は比較的忙しいというのが現状です。しかしこのような大きな病院はマンパワーもきちんと揃えられているので、大きく残業ということもなさそうです。
療養型病院も毎日決まったケアを行い、患者さんの状態も落ち着いているので記録も多く記入する事もありません。
サービス残業を残業にするために
あまりだらだらと仕事していては残業を認めてもらえないのは当然のことですので、しっかりと自分なりに計画性を持って仕事するように努めましょう。
残業の申請をする事は遠慮する必要はありません。いつまでもサービス残業を行う事は、仕事に対してのモチベーションはあがりませんし、看護師の仕事はいつまでもきつい仕事のままとなってしまい業務改善につながりませんので、残業はアピールしたほうが良いと思います。
追記
認めてくれない職場ならば労働基準監督署に相談するっていうのも1つの手だと思います。それでもどうにもならないのであれば、そこの職場はもう見限ったほうが良いです。
それすらも認めてくれない職場なのであれば、転職を考えることも検討するべきです。みんなで一気に転職をすると言い出したら、さすがに病院側も焦って労働条件を改善せざるを得ないでしょう。
今は転職を支援してくれる便利なサービスもありますので、そのようなサービスを活用すれば、看護師として忙しい仕事をしながらでも転職活動を行うことができますよ。
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