看護師は仕事中に結婚指輪をするのはNG?許される科は?
看護師していて思うのが、ちょっとしたアクセサリーくらいは付けていいんじゃないの?って思い、白衣の下からみえないネックレスをつけてみたりしていました。
私はテンション高く仕事に取り組むため少し高級なネックレスをつけるようにしてみたりしたものです。
以前は、アクセサリーをつけていて仕事中に紛失したりそれが手術室であったりすると、患者さんの体に残っていたら大変との事で、一切のアクセサリーを禁止している病院が多かったように思います。
看護師が働く上でのアクセサリー事情と結婚指輪を付けていいのか考えていきましょう。
結婚指輪OKの病院は増えている?
結婚して育児しながら看護師を続けていく人がどんどん増えていく中でせっかく旦那さんからいただいた結婚指輪をして働きたいという人もいるのではないでしょうか。
近年では結婚指輪だけならアクセサリーを許可している病院がほとんどとなってきているようです。結婚指輪は常につけていることで旦那さんから守れれている感じがして落ち着いて仕事ができるという感じがするのですがどうでしょうか?
また病院によっては、規則はないのだけれど看護師は自然に仕事前にアクセサリーを外しているといった病院もあるようですよ。
アクセサリーを禁止している病院が多いのはなぜ?
指輪は?
まず、「感染」という面からすると私たち看護師は、便、尿など多くの排泄物や、血液、嘔吐物、浸出液などと常に接触する仕事です。ですので手洗いを常に行っていますが、完全に洗いきっているかというとなぞですね。
まして指輪などをしているといくら手洗いしても細菌等が残っている可能性が高くなってきます。
常に指輪をしているとなると病院からの感染源となりうるものを家まで持ち帰っている可能性もあります。特に子供さんのいるご家庭であれば神経質な対応となり常に指輪は外しているという看護師さんも多いです。
外しているとなくしてしまいそうと心配な方は、チェーンネックレスにつけて身に着けておくのも良い方法かと思われます。
「安全」という面から考えると、患者さんの移動の際などに指輪で患者さんの体を傷つけるという事が考えられるため禁止している病院もあるようです。
特に高齢者は、足を少しぶつけただけでも皮膚を剥離してしまう事があります。高齢者施設や、療養型病床は指輪を禁止しているところもあります。
考え方はそれぞれですが、ファッションリングならつけないことにしましょう。
ピアスは?
指輪より何よりピアスは禁止しているところは多いようです。
特に手術室はアクセサリーは前面禁止している場合がほとんどです。なぜなら、手術中に落ちて患者さんの体に残ってしまう可能性が考えられるので全面禁止ですね。
一方病棟では、ぶら下がらない派手なピアスでなければ許可が出ているところもあるようです。基本的にピアスは落ちる可能性が高く、とがっているので落ちて患者さんの寝具や寝衣に入り体に刺さる可能性もありえますので勤務中はしないほうが無難ではないでしょうか?
指輪やアクセサリーに対して規則がユルい病院や施設は?
手術室や、高齢者が多い病院はそれなりの規則が厳しいといえます。一方どんな病院や施設が比較的、自由にアクセサリーを付けてよいのでしょうか。
個人病院ではそれほど規則が厳しくなく、アクセサリーについてあまり干渉されないという所があります。また、クリニック、診療所などもほぼ自由といってよい状況です。また、美容外科などはおしゃれしたほうが良いというクリニックもあり、結婚指輪はして良いとされています。
指輪やアクセサリーに対して規則が厳しい病院や施設は?
厳しい規則があるとといわれている施設や病院は、公立病院、地域中核病院、大学病院などの大きな病院は細かく規則が示されています。
このような病院は、看護部の体制からリスク管理という面もきちんとしたルールが作られていますから納得できるものでもありますね。
自分が望んで入職した職場ですので、少々規則が厳しくてもそれ以上に看護師として誇りをもった仕事ができれば問題ないと思いますがいかがでしょうか。
指輪やアクセサリーを付ける前に考えてみよう
看護師のお仕事は、基本的には患者さんが安心安全に生活できる環境を提供して健康を回復していただく事が目的です。そして私たち看護師は私たち自身も自分の身を守るためのリスク管理を学習しているはずです。
自分たちが仕事に入る前には必ず、何かしらリスクを伴うような事はないかと自然に取り組んでいるはずです。ですので、指輪を含めアクセサリーをつけることも様々な考え方がありますが、患者さんや、自分のリスク回避をするための行動がはたしてなされているかという事を常に考えながら行動する癖をつけましょう。
アクセサリー一つでも事故につながる可能性があるという事も考えられますからね。
OFFには思いっきり楽しもう
なかなか自由にならない職場なので、休日には飛びっきりのおしゃれを楽しんでくださいね。そうすることでオンとオフのメリハリを付けることが看護師としてのポイントだと思います。
仕事中は国家資格の看護師だというプロ意識を持って働いていくことが大切です。
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