男性看護師と女性看護師で給料に差はある?仕事内容に差は?
看護師というと、女性の職業というイメージですが、最近では、男性看護師の数は増えてきています。実際の現場でも力仕事がたくさんあるため、男性看護師の需要は高まっています。
しかし、現状では男性看護師の割合は5%弱であり、女性看護師が90%以上を占めており、男性看護師の人数は増えてきたといわれていてもまだまだ全体の割合から言えば少ないのです。そこで、男性看護師と女性看護師の給料や仕事内容を比較し、その差はあるのか明らかにしていきたいと思います。
男性看護師と女性看護師の給料について
働く事に当たって、誰もが気になるのは給料でしょう。男性看護師の給料はどのくらいなのかをまず見ていきましょう。
結論から言うと、男性看護師の給料は、同年代のサラリーマンの男性と比べても高い傾向にあります。35歳を基準としたときに、一般のサラリーマンの男性の平均年収が約470万円であるのに対し、男性看護師の平均年収は約500万円となっています。
看護師という職業には夜勤があり、夜勤手当を高く設定している施設や病院は多くあります。妊娠、出産がないため、夜勤回数を多くこなすことができるのも男性看護師ならではの特徴です。
では、女性看護師と給料を比較するとどうなるのでしょうか。結論を言ってしまうと、差はありません。先ほども述べた通りに男性は妊娠、出産がありません、そのため、勤務を継続することができるため、キャリアアップには有利とされる事もあります。
女性看護師と、男性看護師全体の年収を比較すると、若干女性看護師の平均年収が上回っているデータもありますが、これは看護業界での管理職というポストは女性が多いため、そのようなデータが出ていると考えられます。しかし、近年では男性の看護師長や主任なども多く出現しているため、今後男性の昇進と女性の看護師の昇進に差はなくなる事でしょう。
⇒ 【最新版】男性&女性看護師の平均月収・年収(年齢別)データまとめ
男性看護師と女性看護師の仕事は違いがあるのか
看護師という仕事は、基本的には男性と、女性で大きな差はありません。しかし、科別で考えると、産科、婦人科における看護師は現在でもほとんどが女性看護師のみであり、男性看護師はほぼいないとされています。女性特有のデリケートな科であるため、産科、婦人科領域の看護業務は女性看護師の仕事となります。
一方で、それ以外の科での男性看護師の需要は高く、実際に男性看護師が業務する診療科は多種多様です。以前は男性看護師といえば精神科や手術室勤務が多い事もあったようですが、現在ではこのような傾向はほぼ見られません。
男性看護師に期待される役割とは
男性は、女性に比べ、力持ちです。看護業務は力仕事が必要になることが多く、男性看護師は力仕事を期待される場面も多くあります。足の不自由な患者さんや寝たきりの患者さん等の移乗の際には男性看護師が呼ばれることもあります。
また、患者さんからしても男性看護師の介助のほうが安定性があるため、安心できると訴える患者さんはたくさんいます。また、女性は感情的になってしまう部分がありますが、そんなときでも男性看護師は冷静に判断して患者さんとのトラブルを避けてくれる等の能力も現場では多く見られます。
何より、男性の患者さんは、男性のほうが頼みやすい、女性看護師にケアを頼むよりも羞恥心を感じなくて済むなど、男性看護師がいるというだけで患者さんに安心を与えられるのです。
まとめ
女性の職場といわれている看護師の世界ですが、男性看護師に対する需要は高く、男性看護師が必要とされています。女性看護師との給料や仕事内容を比較しても大差はありませんでした。女性の職場とされているため、男性看護師だからこそという特性が活きてきます。これからの看護師という職業は、男性にとって今後が期待できる、活躍の場がひろがる職業であると言えるのではないでしょうか。
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