知っておきたい!循環器科看護師に転職するメリットと仕事内容(給料やキャリアアップ)
循環器科では、心臓を中心として、冠動脈、大動脈のように循環器に関わる治療を行います。循環器科には、循環器内科と循環器外科(心臓外科)の2種類があります。
循環器内科は薬物療法やカテーテルを使った心臓カテーテル検査や冠動脈形成術などの手術を行わない治療をする科になります。
一方、循環器外科は心臓外科開胸手術などの大きな外科手術による治療を行います。
夜勤や残業も多く非常に厳しいですけれども、やりがいもあるため、スキルアップや志の高い看護師さんに人気の診療科です。循環器科と言っても病院によって、緊急時の対応メイン、検査メイン、術後のリハビリメインと内容が大きく異なるのが特徴です。
<循環器科に訪れる患者さんの主な病気>
心筋梗塞 | 心臓に酸素や栄養を供給している冠動脈血管に閉塞や凶作が起きて血液の流れが悪くなり、心筋に虚血し懐死する状態 |
---|---|
心不全 | 心臓のポンプとしての力が低下して、全身に必要な血液量が送れなくなってしまう状態 |
狭心症 | 心臓へ供給される酸素が不足して起こる胸の痛み |
不整脈 | 心拍リズムの異常 |
☆看護のお仕事
![]() |
【対応エリア:全国】【当サイトお申し込み数No2】転職支援金が最大で12万円!看護のお仕事は病院との交渉もお任せもあります!忙しい看護師さんにとっては本当に嬉しいサービスです。その交渉力を活かしてか、働く前から職場の環境がどんな感じも調べてくれたこともあり、失敗の少ない転職が可能でした。また、転職後のフォローも丁寧!全国に13万件以上の豊富な求人情報を持つため、ぜひとも登録しておきたい転職サイトです。 |
>>看護のお仕事<詳細>はこちら |
![]() |
【対応エリア:全国】【当サイトお申し込み数No.1】「できるだけ早く転職したい!」ならこのナースではたらこが良かったです。私の付いた担当者の腕が良かったからなのかもしれないですが、求人を紹介してくれるスピードが凄く早い!ただ、ナースではたらこは利用者も多いので、紹介された求人が埋まりやすいのが難点。ですから、出来る限り早めの転職希望者にはおすすめといえます。余談ですが、「担当者が合わないな~」と思ったら、あんしんサポート窓口で、コンサルタント変更希望要件を伝えることも可能なんです。 |
>>ナースではたらこ<詳細>はこちら |
一般内科/心療内科/腎臓内科/循環器科/小児科//整形外科/形成外科/脳神経外科/呼吸器外科/消化器外科/皮膚科/眼科/精神科/歯科口腔外科/リハビリテーション科/麻酔科/耳鼻咽喉科/泌尿器科/眼科/産婦人科/人工透析科/リウマチ科/
記事の目次
循環器科看護師の仕事内容
循環器科では、心臓疾患の患者さんを看護することが主になります。特に、中高年の男性に発症するケースが多いので、中高年男性を看護する機会が多いことが特徴です。重篤患者の場合は、CCU(内科系集中治療室)での患者の身の回りのケアが必要になってきます。
そして、心電図や心エコーなど循環器科専門の機器も多く、専門用語や独特の略語もあり、慣れるまでは日々勉強が必要です。
また、循環器科の仕事は、外来か病棟勤務かで仕事内容も異なってきます。
<外来・クリニック>
外来やクリニックの場合は、医師の診察や検査介助が主な業務になります。予約をしている患者さんの情報を把握し、処置が必要になるのかをチェックします。
検査機器の準備では、スムーズに診察ができるようにする必要があり、待合室で待っている患者さんの様子を確認しながら、血圧測定などを行います。
カルテや伝票の整理などの雑務も多いです。
<病棟勤務>
病棟は、バイタルサインのチェックや点滴、生活の介助、服薬管理など他の診療科と業務内容はほとんど変わりません。ですが、循環器科の疾患は、命に直結するものも多く、心電図の波の形がいつもに比べて違うとか、汗の量など、ちょっとした変化に気がつけるかどうかが大切になってきます。
また、ナースコールも多く、常にオンコール状態である場合も少なくありません。対応が遅れてしまうと、命に関わるので、動じない体力と精神力が必要です。
循環器科で働くメリット
意識の高い看護師が多くスキルアップしやすい
循環器科は、総合病院の中でもエリートとが集まる科で、看護師としての意識が高い人が多いです。循環器科で働くためには、心電図が読めなければなりません。3点誘導ではなく、12誘導で読める必要があるし、異常の早期発見のために、疾患への深い理解が必要です。
また、循環器科では、最新の高度な医療が行われることもあり、新しい技術をどんどん勉強していくので、スキルアップしやすい診療科なのです。
責任が大きな命に関わる診療科のためやりがいがある
循環器科の患者さんは、心筋閉塞や致死的不整脈など、命に直結する疾患を持っている場合が多く、とても責任が大きいです。
また、循環器の疾患は高血圧や動脈硬化などの慢性疾患など、生活習慣が原因になっているものも多いです。日々の生活習慣が積み重なって進行していくので、規則正しい生活習慣にするために、じっくりと患者さんと付き合っていくのはとてもやりがいがあります。
専門性が高いため今後のニーズも大きい
現在、食生活や生活リズムの変化により、循環器に疾患を抱える人が増えています。生活習慣病が問題になっていることからも、循環器科のニーズが高いといえます。
また、循環器科で勉強したことは、他の診療科に行っても役立ち、応用がきくので、循環器科でキャリアを積むことが今後の看護師人生を進む上でとても有益です。
どんな人が循環器科看護師に向いてるの?
臨機応変な対応が出来る能力
対応が遅れるわけにはいかない診療科ですし、病棟の場合は、特にオンコール状態が続くなど、常に臨機応変に対応する能力が求められます。
コールはなりっぱなしだし、命に関わるというプレッシャーがありますので、そういったことを負担に感じる場合は、ストレスで辞めていく人もいます。ですが、責任重大だからこそ、そこにやりがいを感じることができれば、循環器科はあなたにあってるといえます。
学習意欲の高い看護師さん
心電図や心エコーなど循環器科専門の機器も多く、専門用語や独特の略語もあり、慣れるまでは日々勉強が必要です。循環器科に入る前に、そういった知識を身につけている必要はなく、徐々に知識をつけていけばいいですが、循環器科に入ったら、最先端の技術も良く使われるので、常に勉強していく気持ちが大切です。
また、志が高く、学習意欲が高い方に非常に人気の転職先のため、そういった看護師が多く集まります。総合病院では、循環器科に配属された場合は、病院からとてもいい評価を得ていることが多いです。
体力も求められる
夜勤や残業も多く、病院にもよりますが、勤務時間中は息をつく暇もないぐらいナースコールが多いので、人並み以上に体力が必要です。
特に、救急の受け入れを行っている場合は、急患の対応も必要になってきますので、いつもバタバタしている状態です。
循環器科で働く看護師は、お休みの日にはランニングやジム通いなど、体力作りに励んでいる人が多く、自分自身の健康に気を使って、体調管理には余念がないです。
循環器科求人・募集を探すうえで良くある質問・疑問
循環器内科と循環器外科の違いは?
<循環器内科>
循環器内科の基本的な業務としては、他の診療科と同じところが多いですが、循環器内科の特徴として、心臓カテーテルでの検査を介助する仕事があります。心臓カテーテルの検査は、大体静脈などからカテーテルを入れて、心臓まで通します。
心臓カテーテルは、心筋梗塞の治療で、一秒を争うためスピードが要求されます。病院によっては、心臓カテーテルの担当の看護師がいるところもあります。
急患や重篤患者が出やすい科なので、重篤患者の看護でCCUでの業務が必要になってきます。
循環器内科の主な仕事は以下です。
- 入院患者の生活の介助
- 薬の管理
- 医師の指示に従って点滴や採決をする
- 心電図やエコーといった検査の準備や補助
<循環器外科>
循環器外科では、循環器内科の業務にプラスして、手術前、手術後の患者さんのケアを行います。手術前や手術後の患者さんの生活面での指導やサポートを行うことも看護師の大切な仕事になっています。
手術については、医師から患者に説明がされますが、看護師も同様に術式や検査については理解しておかなければなりませんし、それに関連する専門用語や略語も知っている必要があります。
また、循環器外科の場合は、小児がいることも少なくありませんので、小児科の医師や医療チームとの連携が大切です。
新人看護師や未経験でも循環器科で働ける?
看護師として志が高く、学習意欲が高い方に非常に人気の転職先です。専門性が高く、適切で迅速な対応が必要とされる科であるため、新人看護師や未経験だと厳しい面があります。
ですが、病院によっては、未経験の看護師の実習などを受け付けているところもあるため、循環器科を希望する場合は、フォローが充実しているところを転職担当者から紹介してもらいましょう。
実際のところ、循環器科看護師の給料ってどれくらい?
病院にもよりますが、高度な技術が必要で、忙しいことも多いため、給与水準は相場より高めです。診療科の中で最も高いと言われるところが多いです。有名・人気の循環器科専門病院だと、知名度による責任もあるため、その分、給料も高めに設定されているところも多いです。
看護師は診療科によって、給料に違いはほとんどなく、夜勤があるかどうかという違いで多少変わるぐらいなのですが、循環器科の場合は例外という総合病院が多いです。そのため、高給を狙っている人は、循環器科を希望する場合が多いです。
基本給自体が高いことや、残業も多いため、他の診療科と比べて年収が100万円以上も高くなることがあると言われています。
看護師の平均月収や年収を以下の記事にまとめましたので、参考にしてみてください。
キャリアアップを目指すには?
循環器科へ移動するだけでも、看護師としてのキャリアアップにつながります。キャリアアップを真剣に目指すという看護師の多くは、循環器科を希望することが多いです。
循環器科でのキャリアアップを目指すのであれば、「循環器専門ナース」の資格を取得することによって、循環器のスペシャリストであるという証明を得ることができます。転職の場合でも即戦力になることがアピールできます。
はじめて循環器科を志望する際に、採用されやすい病院の探し方とは?
循環器科は、看護師や医療チームとのチームワークがとても重要な科なので、病院の人間関係や、勤務体制など、細かいこともチェックして転職活動を行う必要があります。また、循環器科未経験の場合は、採用が厳しいので、未経験に対しての研修がある病院を選ぶことが大切になってきます。
循環器科を志望する場合は、入る前も基本的なことぐらいは、少しでも勉強しておきたいですし、ちゃんとフォロー体制が整っている病院をじっくりと選びたいですが、時間もないし、情報も少ない状態では、なかなか良い求人には巡り合えません。自身で調べてもわからないことが多いので、看護師専門の転職サイトに登録をし、転職担当者にしっかりと自分のやりたいことを伝えることが大切です。
以上のように、
- 循環器科未経験の場合、採用が厳しいので研修がある病院かどうか
をしっかりと転職担当者に相談をして、転職先を探すことをオススメします。自分で探していては、そういった情報は手に入らないので、豊富な情報量を持つ転職担当者からお聞きしていきましょう。
当サイトでお申し込み数の多い転職サイト
⇒ 管理人がまとめた転職サイトのスペック比較表を見る
転職したいなら以下の記事もチェック |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
給料アップ目指すなら以下の記事もチェック |
![]() |
![]() |
![]() |
看護師バイトでお小遣い稼ぎするなら以下の記事をチェック |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |